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下桶 敬則*; 板垣 正文
JAERI-M 86-063, 92 Pages, 1986/03
SCOPERS-2はBWRの炉心特性シミュレーション用に開発されたFLAREプログラムをさらに発展させたプログラムである。SCOPERS-2では、FLAREよりも一般化されたノード方程式を用いており、またFLAREで用いられていた経験的な中性子移動カーネルもより厳密に導出されたものに変更されている。さらに、FLAREのもっていた諸シミュレーション機能が広く拡充されている。これらの結果、計算モデルの信頼性が理論的に裏づけられ、かつBWRのみならずPWRへも適用出来るようになった。本報告書では、SCOPERS-2の機能,物理モデルについて記述すると共に、入力データの作成法について詳細に記述してある。利用者の理解を助ける為にBWRとPWR両方の例題につきサンプル入出力を示してある。新しい中性子移動カーネルの導出についても付録に示してある。
下桶 敬則; 板垣 正文*; 小山内 正夫*
JAERI-M 8226, 29 Pages, 1979/05
SCOPERS-2は一般化されたFLARE型の炉心核特性計算コードで、PWRおよびBWRの両原子炉を扱うことができる。この報告書では、SCOPERS-2コードの特徴および計算モデルを簡単に紹介した後、その応用の一例として、原子力船「むつ」炉心(PWR)に適用した計算の方法とその結果を示す。SCOPER-2で計算された炉心内出力分布は三次元拡散計算コードCITATIONの結果と良く一致した。
下桶 敬則
JAERI-M 5805, 69 Pages, 1974/08
FLARE型ノード方程式に関する理論的研究を扱っている。従来のFLARE方程式の持っている理論的矛盾点を指摘し、これを改良するため数値実験的な立場より一つの改良型方程式を導出した。この時同時に、ノードからノードへの中性子「移動カーネル」および反射材ノードから原子炉への中性子反射効果を表すアルベドの定義を与えると共に、このカーネルを実際に計算するため空間六重積分を近似的に遂行する方法を見出した。最後に研究の締めくくりとして、1次元体系に対する非対称ニ群モデルに基いて純理論的方法により、一般拡張型FLARE方程式を導出し、この一般式の特殊近似として原FLARE方程式および本研究の中間段階で見出した改良型FLARE方程式のいずれも導びけることを示した。